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歯周病になるリスクが高い年齢層とは?加齢による口腔の変化と対策

こんにちは、神戸市西区の歯医者 おち歯科クリニック院長の越智 敏幸です。

 

歯周病は、歯周組織の炎症によって引き起こされる歯の病気であり、多くの人が影響を受ける一般的な問題です。加齢によって、口腔内の様々な変化が起こり、歯周病に罹患するリスクが高くなることが知られています。この記事では、歯周病になるリスクが高い年齢層と、加齢によって口腔内で起こる変化とその対策について詳しく説明します。

 

歯周病になるリスクが高い年齢層

歯周病になるリスクは、加齢によって高くなる傾向があります。60歳以上の人々の約7割が、歯周病に罹患しているとされています。これは、加齢によって口腔内で起こる変化が原因の一つと考えられています。

 

年齢が上がるにつれて、歯周病になるリスクが高まる理由はいくつかあります。一つ目は、加齢によって歯茎の退縮、歯を支える骨の量が減ってしまうことです。これにより、歯周病菌が繁殖しやすくなり、歯周病にかかりやすくなります。

 

二つ目は、加齢によって唾液の分泌量が減少し、口内環境が悪化することです。唾液は口内を清潔に保つ役割を果たしており、唾液の不足によって口内環境が悪化すると、歯周病菌が繁殖しやすくなります。

 

三つ目は、加齢によって歯の表面が摩耗し、歯垢や歯石がつきやすくなることです。これによって、歯周病菌が繁殖しやすくなり、歯周病にかかりやすくなります。

 

以上のように、年齢が上がるにつれて、歯周病にかかりやすくなるリスクが高まることが分かります。しかし、加齢によって口腔内で起こる変化を知り、適切なケアを行うことで、歯周病を予防することができます。

 

加齢による口腔内の変化と対策

 

加齢によって口腔内で起こる変化には、歯茎の退縮、歯の移動、歯の根面の露出、口腔内乾燥、歯垢や歯石の付着などがあります。これらの変化に対しては、以下のような対策が効果的です。

 

歯周病菌の除去

歯周病の原因となる菌を除去することが大切です。正しい歯磨き方法やフロスで歯垢や歯石を除去することができます。また、定期的な歯科医院でのクリーニングも効果的です。

 

唾液の補充

唾液は、口内を清潔に保ち、歯周病菌の繁殖を防ぐ役割を果たしています。加齢によって唾液の分泌量が減少するため、水分をこまめに補給し、口腔内の乾燥を防ぐことが大切です。

 

歯茎のマッサージ

歯茎のマッサージは、歯茎を刺激して血行を良くし、歯周病予防につながります。歯ブラシを使って歯茎をマッサージすることで、歯周病が悪化するリスクを減らすことができます。

 

歯科医院での定期的なチェック

定期的な歯科医院でのチェックは、歯周病の早期発見につながります。歯科医師による専門的な診察で、歯周病の早めの治療が可能です。

 

バランスの取れた食生活

バランスの取れた食生活を心がけることも、歯周病予防につながります。特に、ビタミンCを含む野菜や果物を多く摂取することで、歯茎の健康維持につながります。

 

以上のように、加齢によって口腔内で起こる変化に対して、適切なケアを行うことが歯周病予防につながります。定期的な歯科医院でのチェックや、自宅での適切な歯磨き・フロス・歯間ブラシなどのケアを心がけ、健康的な口腔環境を維持しましょう。また、歯周病は糖尿病や心疾患、脳卒中などの生活習慣病とも関連しています。口腔内の健康状態を維持することは、全身の健康にもつながるため、定期的なチェックとケアを行いましょう。

 

歯周病になるリスクが高い年齢層は、加齢による口腔内の変化が影響しています。歯茎の退縮や歯の移動、歯垢や歯石の付着などが起こり、歯周病の原因となる歯周病菌が繁殖しやすくなります。特に、50歳以上の方は歯周病になるリスクが高く、女性の方が男性の方よりもリスクが高いとされています。また、喫煙やストレス、運動不足、糖尿病などの生活習慣病がある場合も、歯周病の発症リスクが高くなります。

 

【まとめ】

以上のように、加齢による口腔内の変化に対して適切なケアを行い、歯周病予防に努めることが大切です。定期的な歯科医院でのチェックや、自宅での適切な歯磨きやフロス・歯間ブラシの使用、バランスの取れた食生活などの生活習慣改善に取り組むことで、健康な口腔環境を維持しましょう。

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