マウスピース矯正で歯列矯正!具体的な治療過程や注意点を紹介
こんにちは、神戸市西区の歯医者 おち歯科クリニック院長の越智 敏幸です。今回は、「マウスピース矯正で歯列矯正!具体的な治療過程や注意点を紹介」についてお話をしていきます。
マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯を動かす矯正方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用した矯正と比較して、見た目が目立たないため、大人の矯正治療として人気があります。また、取り外しが可能なため、食事やブラッシングの際に不便を感じることが少ないと言われています。
マウスピース矯正のメリット
(1) 目立たない
透明なマウスピースを使用するため、目立ちにくく、矯正中であることを周囲に気づかれにくいです。
(2) 取り外し可能
食事やブラッシングの際にマウスピースを取り外すことができるため、衛生的で、食べ物の制限もありません。
(3) 痛みが少ない
ワイヤーを使用しないため、矯正時の痛みが比較的少ないとされています。
マウスピース矯正のデメリット
(1) 効果に個人差がある
矯正の効果は、個人の歯並びや歯の状態によって異なります。重度の歯並びの悪さにはマウスピース矯正では対応できない場合もあります。
1.治療過程
(1) カウンセリング
まずは、歯科医師とのカウンセリングで矯正治療の目的や期間、費用について相談します。ここで、患者さんの希望や状況に応じた最適な治療方法を決定します。
(2) 検査・診断
次に、レントゲンや口腔内の写真撮影を行い、歯並びや咬み合わせの状況を把握します。これらの情報をもとに、治療計画を立てます。
(3) マウスピースの作製
患者さんの口腔内の型を取り、オーダーメイドでマウスピースを作成します。通常、数週間後にマウスピースが完成し、矯正治療が開始されます。
(4) マウスピースの交換
矯正治療中は、定期的に歯科医院を訪れ、歯の動きに合わせて新しいマウスピースに交換します。交換の周期は患者さんの歯の動きによって異なりますが、通常2~3週間に1度程度です。
(5) 矯正治療の終了
歯並びが整った段階で、矯正治療を終了します。治療後は、リテーナーと呼ばれる装置を使用して、歯並びを安定させる必要があります。
2.注意点
(1) マウスピースの装着時間
マウスピース矯正の効果を最大限に発揮するためには、1日に20~22時間程度の装着が推奨されています。食事やブラッシングの際以外は、基本的に装着しておくようにしましょう。
(2) 歯磨き・マウスピースのお手入れ
マウスピースを取り外した際には、必ず歯磨きを行いましょう。また、マウスピース自体もこまめに清掃して、細菌や汚れがたまらないように注意しましょう。
(3) 歯科医院での定期検診
矯正治療中は、定期的に歯科医院を訪れ、歯の動きやマウスピースの状態をチェックしてもらいましょう。
3.まとめ
マウスピース矯正は、見た目が目立たず、取り外しが可能なため、大人の矯正治療として人気があります。しかし、費用が高くなることや効果に個人差があることを考慮する必要があります。治療過程では、カウンセリングや検査・診断、マウスピースの作製・交換などが行われます。注意点としては、マウスピースの装着時間の確保や歯磨き・マウスピースのお手入れ、歯科医院での定期検診が挙げられます。
矯正治療を検討されている方は、まずは歯科医師と相談し、自分に最適な方法を選択してください。当院では、患者さん一人ひとりの状況に合わせた治療プランを提案し、美しい歯並びと機能的な咬み合わせを目指してサポートしています。どんな疑問や悩みもお気軽にご相談ください。